きれいな空気を生む 住まいづくり105

・メダカの水はなぜ腐るのか?
・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
・花ビンの花はなぜすぐにダメになるのか?
・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
・低気圧は体調を崩しやすいのはなぜか?

私達が生活してゆく上に
色々と自然が教えてくれることが
たくさんあります。その住まいづくりを
かかげてみました。 体感展示場「社の家」はこちら



経済的でストレスのない浴室

 浴槽は足を伸ばしてゆったりくつろげるような大きいものを選択すべきです。
大きめの浴槽は湯があふれず、湯量が多いことでより保温がよく、意外と経済的です。
しかし浴室の広さは広いほうが良いということはありません。
あまり広いと、夏はいいですが、冬が寒くて困ります。
いくら浴槽が大きくても温泉のようなわけにはいきません。
 浴室の換気は強制換気が一般化していますが、可能な限り自然換気の方がよいでしょう。
機械による換気は効率は良いのですが、忘れる場合もあるからです。
また、浴室は狭く、高気密化しているので、酸欠状態になりやすく、
不幸な事故が起きることもあります。その防止のためにも自然通気は不可欠です。
 一方、換気口や入口扉等の取付部分の施工が悪いと湿気漏れによって
壁の内部が腐食することがあるので注意が必要です。
最近の浴室はユニット化され、防水に関しては完璧のように見えますが、案外そうでもないのです。
 最近の住宅の給湯システムは集中ボイラーが多く、パイプで各所に給湯するようになっています。
光熱費は家庭経済に影響しますから、ヒートロスを少なくし、
エネルギーの節減をはかる工夫が必要です。
浴室は炊事場近くにしてロスをなくし、水場もまとめて管理しやすくします。
 浴室の掃除や管理は誰がやるにしてもストレスの原因になりやすいものです。
掃除や管理がスムーズにできる位置と形態をよく考え、内装の使用材料は慎重に選ぶようにしましょう。

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きれいな空気を生む 住まいづくり104

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浴室には夢もあるが危険もある

 前項の便所と違って、新築計画に当たり、誰でも関心をもつのが洗面・浴室です。
浴室に夢と期待をもつのは、浴室が我が家を実感する安らぎの場所だからかもしれません。
間取り計画が完了すると、仕様(品質、使用部品、資材など)を決める
「色決め」という業務がありますが、
浴室の内装、浴槽や設備の種類を決めるのも時間がかけられています。
機能や形態、色などには、みな強い関心をもち、かつ迷うのです。
 よく温泉旅館をイメージして浴室に嗜好をこらす人もいますが、
長期の管理や手入れが難しく、不経済で実用的ではないように思います。
 初めはよくても飽きる場合が多いので刹那的な発想は禁物です。
日常の家庭生活で維持管理を誰がするか、その費用はどうするかを事前に検討すべきです。
とかく思いつきによる発想は良い結果が出ません。
 浴室は心身のくつろぎの場であり、家庭生活のなかで生きる喜びを味わうのが入浴のひとときです。
しかし、同時に危険をはらむ場所であるということをも
覚えておかなければなりません。
老後の生活を予測して、安全対策を講じておくことも必要です。
 最近は、湯加減もセンサーで調節でき、浴槽も豪華なデザインや材質のものが増え、
入浴の楽しさを増していますが、ほとんどが無機質材ですから
素肌で無防備であるための危険が潜んでいます。
高齢者や身障者への配慮を欠かないようにしたいものです。

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きれいな空気を生む 住まいづくり103

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快適な便所にするための工夫

 便所には温度や湿度を快適に保ち、排泄の喜びを得られるような仕組みも必要です。
さらに、高齢者や病弱者には安全性をもたせ、介護の必要な身障者には
便利さを仕組む必要があります。
 便器は最近の傾向として洋便器が一般的です。
潔癖症の人や和便器になじんだ人は和便器を求めますが、
いったん洋便器を使用するとすぐに馴れることが多いようです。
高齢者や身障者には楽な姿勢での排泄が大切な条件です。
 また狭い空間への出入口は入る時より出る時のことをよく考えなければなりません。
ドアの場合は外開きにして、万一倒れた時に備えます。
引戸の場合は取手の位置をよく考えることが必要です。
よく見かけますが、脱いだスリッパが出入りの時、ドアにぶつかってしまう便所があります。
ドアの回転とスリッパの位置との関係を考えましょう。
それを無視すると、思った以上の不便や不都合を感じることになります。
 時々訪れるお客様に言い訳なく自慢のできる便所は、決して贅沢というものはありません。
家族にとってもストレス解消ができる場所でもあります。
便所の位置や広さなど環境と機能を軽視すべきではありません。

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きれいな空気を生む 住まいづくり102

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便所の位置と広さには注意が必要

 便所の位置は玄関近くでよい方向を選ぶとよいでしょう。
廊下の奥は避け、外来客でも家族でも、気軽に利用できる場所にします。
最近の住宅は便所の不衛生感はなくなりました。どこでも水洗式トイレになったことと、
便所の臭気は強制換気によって排泄するために、衛生面の条件による位置選定は自由になりました。
しかし、水洗の音と汚水管を通る水の音が耳障りになることがあるので、
寝室や居室からは離れた位置がよいのです。
とくに2階の便所の位置は1階の寝室や客間から離して不快な音を避けるべきでしょう。
また、広さについては、広すぎず狭すぎずの適度な広さが快適です。
奥行1.5メートル、幅1.2メートルの長方形が理想とされています。

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きれいな空気を生む 住まいづくり101

・メダカの水はなぜ腐るのか?
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トイレの余裕は幸福につながる

 トイレはキッチンやダイニングと同じく日常の家庭生活の場で重大な役割をもつ場所です。
排泄の場所であるため、不浄・不潔なイメージをもたれがちですが、
実際は極楽といってもよい場所です。
日々順調な排泄があってこそ、健康で楽しい生活ができるのですから、
排泄に喜びを感じ、神に感謝をしている人もいるでしょう。
近代的な住宅のトイレは衛生面はもちろん、快適な機能と環境が整備され、まさに極楽の場となります。
 しかし、プランニングの時によく思うのですが、依頼主はトイレに対して関心が薄い傾向があります。
キッチン、ダイニング、寝室、トイレは最も利用回数の多い所であり、
家族の健康と密接な関係がある所ですから、おおいに関心をもち、配慮すべきです。
 トイレに多くの願いや要求をもつことは楽しい家庭生活にとって必要なことです。
とくに高齢者と若い人たちが同居する場合は、あらかじめそれぞれの要求を確認し、
それを満たすよう努力しなければなりません。
トイレは毎日何度も利用する所ですから、少々の余裕は無駄ではなく、
むしろメリットが大きいといえます。

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きれいな空気を生む 住まいづくり100

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玄関の吹き抜けに注意

 玄関は広すぎても明るすぎても不都合が生じます。
しかしその反面、無駄の効用を発揮する場所でもあります。
よく見る玄関の吹き抜けはその代表的なものですが、意味もなく、
ただ衝動的な発想によってつくられている場合が多いようです。
 玄関の吹き抜けは、玄関の環境を明るく氣分よくするためであり、
必ずしも豪華さを気取るものではありません。
よくホテルや集会の場のようなやり方が住まいの玄関に見うけられますが、
その家の主人の人柄がわかるような気がします。 
 とくに最も注意すべきことは西日(夏の午後の日差し)は吹き抜けには禁物だということです。
また、通気、換気、通風のない吹き抜けは、吹き抜けの価値を半減します。
窓のつけ方はファッション的な発想だけを優先することなく、
効果的な利用と掃除のできる方法も考えるべきです。
 以上のようなことは玄関ばかりでなく、どこの部分にも当てはまることで、
正しい役割と正しい利用効果を明確にすることが必要です。
その目的が果たされない場合は、長年月の利用ができににく、
建物の耐久性はあっても住む人の意思によって壊されることになります。
玄関の場合は、建築する人の年代、立場等によって求める目的が異なりますが、
住む人の人格を象徴することは間違いありません。

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きれいな空気を生む 住まいづくり99

・メダカの水はなぜ腐るのか?
・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
・花ビンの花はなぜすぐにダメになるのか?
・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
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住む人の人柄がすぐにわかる玄関 ②

 玄関には落ち着いた静かさが必要ですし、いたみやすい場所でもありますから
直射日光は避け、とくに西日には注意するようにします。
 住む家族の人柄を示すには、適度な重厚さやわび、さびを感じさせる渋さが欲しいところです。
そのためには広からず狭からず、派手ならず地味すぎず、自然体でありたいものです。
 玄関は家族にとって外部(社会)との接点であり、人々は家庭を背景にして社会活動を
行なっていますから、家から出る瞬間の気持ちが1日のスタートとして重要です。
相撲の仕切りの心情ともいえます。
また、我が家に戻った時、1日の労をねぎらい安堵と幸せを感じさせる、
その思いが玄関に欲しいものです。家族を励ますか、くさらすかは玄関次第といえます。
 「行ってきます」「今帰ってきたよ」と心に思いつつ、
感謝で、1日1日を過ごせるための玄関でありたいものです。

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きれいな空気を生む 住まいづくり98

・メダカの水はなぜ腐るのか?
・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
・花ビンの花はなぜすぐにダメになるのか?
・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
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色々と自然が教えてくれることが
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住む人の人柄がすぐにわかる玄関 ①

 玄関の吉凶は方位でなくつくり方にあるといえます。
玄関を入ればすぐに家柄がわかります。
仰々しく構えた玄関や、豪壮なつくりの玄関は近寄りがたい印象を与えます。
その逆に玄関か勝手口か判別のつかないような玄関は、
住む人の人柄について悪い印象をもたらします。
したがって、肩をいからせた構えでなく自然にとけて奥ゆかしい玄関が理想的です。
都会の高級住宅地といわれるところを観察しますと「奢る平家は久しからず」を実感いたします。
とくに世間を敵に回したような門塀に囲われた玄関は、憐れささえ感じられるものです。
 玄関は訪れる人の初印象となり、人間関係にも影響をもたらします。
人に良い印象を与えるためには適度な明るさと爽快な空気が必要ですから、
そのためにどうするべきかを配慮することです。

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きれいな空気を生む 住まいづくり97

・メダカの水はなぜ腐るのか?
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・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
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・食べ物はなぜ腐るのか?
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玄関の方位にこだわる必要はない

 昔から玄関は家の顔として、住む人の人柄を象徴するものとされてきました。
そのために新築計画の際は、玄関の位置と広さを先に決め、他の部分は後あにしたものです。
しかし、現代は家族中心の生活環境を重視するようになり、
たまたま訪れる外来客への配慮は二の次と考えるようになってきました。
玄関の役割も変わってきたのです。
たとえば昔なら辰巳の方向の玄関は車庫の角にあって1年を通して
最も自然の恩恵(必要な日照と通風)に俗する場所でした。
そのため、訪ねてくる人の初印象をよくする役割を果たしてきました。
しかし、現在は家族たちが家庭生活で最も多く利用する食堂などの部屋を
良い場所に置くようになりました。
玄関だけでなく家全体の環境にも効率的利用の配慮を優先させるようになってきたのです。
 玄関の位置決めに際して、家相にこだわる人が多いようですが、
自然体に八方位に置くことができます。
ただし道路(門)から玄関までのアプローチはできれば5メートル程度は欲しいところです。
それはゆとりの表現ともいえます。また敷地や予算の都合で建物の面積を制限される場合は、
中廊下を節約するために、玄関を「扇の要」とした間取りにして、
玄関とホールを広くとることも、ゆとりの表現となります。

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きれいな空気を生む 住まいづくり96

・メダカの水はなぜ腐るのか?
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・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
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「健康長命」のための老人室の工夫 ②

 他の部屋と同様に、あるいは、それ以上に室内の空気を新鮮に保つための
自然通気システムが大切です。老化した心臓をいたわるためには睡眠中の酸素の供給がどうしても必要です。
 設備面では、小型の厨房セットや小型の冷蔵庫が必要でしょう。
年をとると、どうしても食べものの好みが若い人たちとは異なってくるものです。
それが原因でトラブルが生じる例が多いのです。
また、毎日でなくても自分で調理をすることは老化防止にもつながります。
 次に配慮すべきことは、お年寄りと他の家族たちとのコミュニケーションの大切さについてです。
これはお年寄りの精神衛生上、重要な点です。
たとえば、現役から解放された人が急に隠居生活に入ると、心身の生活リズムが狂い出します。
そして社会的な存在価値を失ったという思いがさらに心身の老化に拍車をかけることにもなります。
 普通の人間の心情としては死ぬまで社会の一員であり、家族の大切な一員でもあることを望みます。
ですから、お年寄りをいたわるあまり、同じ家にいながら家族からあまりにも離れた環境に
置くことは決して良いこととは思えません。
老人室と家族との接点は、まず当のお年寄りの意見を尊重いたうえで工夫されなければなりません。

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