きれいな空気を生む 住まいづくり67

・メダカの水はなぜ腐るのか?
・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
・花ビンの花はなぜすぐにダメになるのか?
・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
・低気圧は体調を崩しやすいのはなぜか?

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ファッション性の重視と過剰な設備は不幸のもと

 台所は狭いスペースの中で多種多様な用事が多く、危険な要素がたくさん潜在している場所です。ですから、単に見た目の感覚で決めるのではなく、あくまでも使い勝手のよさや環境の面から判断して計画をすすめるべきです。最近の傾向として、設備にのみ関心を持ち、超便利な機能やファッション性を求める人が多いのですが、そのようなものに高額な資金を投入するのは考えものです。いくら高額でも毎日の生活にそれだけの利用価値があれば無駄ではありませんが、その点をよく考えてみる必要があるでしょう。便利だと思って組み入れた設備でも実際にはあまり使われないということもよく見聞きすることです。思ったほど機能的な利用ができなかったり整理整頓が思うようにゆかず、利用しない台所やお飾りの台所となっている例が多いのです。
 主婦にとっては毎日の職場ともいえる台所です。夢と現実のギャップは大きく、見た目と毎日利用する機能や環境は違うのです。自分の習慣や性格をよく考えてからどのような設備を入れるか決めるべきでしょう。また、高度な設備ほど維持費(利用経費)や修繕費がかかります。現代の住宅は便利さとファッション性を求めるために高額な資金を使い、また利用費を払い続けなければなりません。贅沢な家庭生活は「幸福な家庭生活の永続」を妨げます。建築資金に余裕がある場合はともかくとして、少ない予算で楽しい家庭生活の永続できる家庭環境を求めるなら、当然のことながら毎日の生活のうえで家族のためにどの部分が最も大切かを見極めていかなければなりません。

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きれいな空気を生む 住まいづくり66

・メダカの水はなぜ腐るのか?
・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
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・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
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衛生的な台所とは

 台所の窓の果たす役割は大きいのですが、明るい方が良いといっても、やたらに日照が多ければ良いというものではありません。とくに午後の日照は禁物です。赤外線を含む太陽光線は食物を酸化させ、大腸菌を増殖させます。また、夏の西日は主婦の気力をなくし怠惰癖をつくることにもなります。西に窓をつける時は、位置を低くし、外に樹木(落葉樹)を植えるなど、西日の直射を避ける工夫が必要です。
 一方、朝11時頃までの太陽光線中の紫外線は食物の鮮度を落とさず、大腸菌などの増殖を防止するのに役立ちます。その紫外線を効果的に利用するためには、どこにどの大きさの窓が必要かを研究しなければなりません。ちなみに、直射日光を避けた北窓の台所は、食物保存には向いていても、主婦の健康を害し、家庭の雰囲気を陰性にします。また、できれば台所の窓は上下二段の窓にして、気候によって通風を調節できるようにすると、なお良いと思います。
 採光と同時に注意すべきことは換気です。機械による強制換気だけに頼るのではなく、自然換気が出来る通気システムも組み込んでおくことが必要です。台所の天井は可能であれば2m50㎝はとり、天井のすぐ下の壁面か天井に開閉窓がつけられれば主婦の健康が守られます。

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きれいな空気を生む 住まいづくり65

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台所はコミュニケーションの場

 家庭の中心である主婦と家族たちのコミュニケーションがうまくいくことが円満家庭の最大条件です。台所にいる主婦との会話は、さりげない会話となり秘密がありません。ですから、台所には自然な会話がはずみやすくなるような仕組みが必要です。そういう意味でも食堂や居間と台所の関係は、生活環境として軽視できません。
最近は台所と食堂が対面化され、双方から表情を見ながらスムーズな会話が出来るような形が一般的になってきました。
 昔は炉端が食事場であり、竈が傍らにあって食事場の中に台所もありました。
家族の団欒は炉を囲んで、頬を火にてらしながら会話がはずんだのです。その素朴な環境が家族の和と協調による団結をつくり出し、自然のうちに家族愛が育っていったのでしょう。
 現代は家族がそれぞれの生活に追われ、共通の時間がとれず、断絶した家族が多くなっています。
場合によっては骨肉の争いも起こりかねない家族が増えているように思います。
間取りの工夫が必要なところでしょう。

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きれいな空気を生む 住まいづくり64

・メダカの水はなぜ腐るのか?
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台所は家庭の中核

 私はプランニング要領として重要なことは正しい環境の配分(間取り計画)だと考えていますから、家庭生活上で最も重要な部分から位置を決めることにしています。
その場合、生活の流れに従って自然の恩恵との関係を考えながらプランを立てます。
 まず朝一番に誰がどこで家事にかかるかを考えてみましょう。多くの家庭では主婦、または主婦に代わる者がまず台所に立って朝食の支度をします。その時に明るく朝日が差し込み、電灯をつけなくてもよい台所、夏涼しく冬暖かく自然の恩恵が感じられる台所を求めるか、環境を無視してもシステムキッチンの豪華さやファッション性、超便利な機能に重点を置いた台所を求めるかです。できれば環境も機能もファッション性もバランスのとれた台所が最もよいはずです。しかし、何か一つを優先させるとしたらどうでしょうか。
 主婦は家庭の中心的人物で、その人の健康は家族全体の明暗を左右しますから健康的な環境は無視できません。台所は主婦のストレスが最もつもる場所であると同時に家族の健康管理と密接な関係のある重要な場所でもあります。
 主婦によって、それぞれの生理的要求は異なりますから、完全に規格化された設備や形態は長年月の利用のうちに潜在的ストレスをつもらせます。そのことが原因となって心身にトラブルが生じることもあります。
 また、ファッション性や便利さに執着すると環境や衛生が無視されがちで、通気性や雰囲気が悪くなり、知らず知らずのうちに健康を害したり、台所仕事を敬遠するようになることもあります。
 このように台所でつくられる主婦の潜在したストレスが心身に影響し、家庭全体の雰囲気まで悪くして不幸の原因が続出します。それを防止するためには、自然と共生した環境、四季の変化にも対応した環境と生活の流れ(朝から夜までの生活の順序)に適応した環境を求めるべきでしょう。

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きれいな空気を生む 住まいづくり63

・メダカの水はなぜ腐るのか?
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「健康長命住宅」は大手ハウスメーカーではできない【 2 】

 私は「幸福を生む住まい」の研究研鑚を1966年に始め、1981年には全国組織の住宅環境研究グループを結成して現在に至りますが、幸福の第一の条件を「健康長命」と考えて、住宅環境と家族たちの相関関係を追求してきました。その結果、家族の健康は住宅環境の良否と密接な関係があることが確認でき、そのことを広くお知らせしてきたのです。
 すでに何度も述べてきたことですが、大手住宅産業は「売れる住宅」「売るための住宅」をつくり出し、住む人の利用目的や利用効果を軽視した住宅が近代化住宅として広まっています。
そのために、住む人に不幸をもたらす原因が住宅環境に入り込んでいるような住宅が多いのです。
とくに住まいと健康の相関関係が研究されていないので、いろいろな病気が発生しています。
それと同様に高齢者対応住宅についても大手ハウスメーカーが「バリアフリー住宅」なるものを大々的に売り出したことによって、さらに住宅環境を悪化させています。
 現在、百歳の長寿を得ている人たちの生活環境は、人工環境化された密閉住宅ではありません。自然と長年共生してきた人たちが年老いても健康を維持しているのです。この現実を直視すれば、高齢者対応住宅の正しいあり方が見えてくるでしょう。

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きれいな空気を生む 住まいづくり62

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「健康長命住宅」は大手ハウスメーカーではできない【 1 】

 住宅の相談に来られた人に私が必ず質問することの一つに次のようなものがあります。
「お客様は生涯健康体で、介護されたり家族に迷惑をかけたりすることがなく生き続けられる仕組みを住宅に求めますか?それとも老人になった時、身障者や痴呆症になることを予想した仕組みを求めますか?」
 この質問に対して圧倒的に多い答えは前者です。つまり、どなたも「健康長命」を望み、住宅には、それを実現するための仕組みがあることを望んでいるのがわかります。ところが現代の住宅産業は、一部の寝たきり老人や障害者だけを対象とした高齢者対応住宅を考え出し、「バリアフリー」という言葉で表現されるようになりました。
バリアフリー、つまり障害物を取り除くことによって老人にラクをさせ、
体力も気力も注意力も減退させるようなシステムを奨励しているのです。それが老人に対する思いやりであり、やがて来る老齢期への対策であると単純に考えています。すでに身障者が家族の一員である家庭なら、段差をなくすなどの工夫はやむを得ないことです。しかし、現在健康体の家族が新築するにあたって、最初から高齢者対応住宅を考えるのなら、後日万が一の事態に適応できる改善可能な仕組みを入れておけばいいのです。それを最初から高齢者向き住宅そのものにしてしまうのは賛成できません。
それよりも「健康長命」を可能とする住宅環境や機能づくりに挑戦すべきでしょう。

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きれいな空気を生む 住まいづくり61

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「バリアフリー」は本当に必要か【 2 】

 人々が住宅を新築するのは一般的に35歳から55歳くらいが多いようです。その他の年代は親がかりか子どもがかりが多く、自力で家を新築できる人は少ないでしょう。現役として働いていて、将来の収入の見通しがつかなければ、なかなか決められるものではありません。とくに低迷経済が続く時代ですから25年間や30年間の長期ローンを支えられるだけの経済的見通しを持てる人は限られています。大金の借入は、よほどの決心がいると同時に、老後に至るまでの長期計画が不可欠条件です。今までのような消費財としての住宅観では、すぐ家庭経済の破綻が生じてしまうのは目に見えています。一生に一度住宅を建築すること自体が大変なことなのに、ましてや増改築を繰り返すことを前提にして建てるのは考えものです。とすると高齢者対応住宅にするかどうかは、30代の人が新築する場合であっても考えなければならないことになります。
 しかし、ここでもちょっと視点を変えて考えてみることが必要です。戦前まで日本の民家には一人の人が生涯にわたって生活するための最大公約数的要素が含まれていたものです。ですから、特別な配慮がなされなくても老齢期になっても自然体で過ごすことができたのです。このことに学ぶ必要があります。

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きれいな空気を生む 住まいづくり60

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「バリアフリー」は本当に必要か

 いつの時代もお年寄りはそれなりの余生を全うしてきました。しかし、人はすべて他の人と同じ条件を与えられていません。個々の生活条件の中でそれぞれが工夫をこらして生きてきたのです。
 また、いつの時代でも「健康長命」を幸福の第一条件と考え、どうしたら健康体で長命を保てるかを念頭において老後の生活の仕方に知恵を出し合い、若者たちがそれを見守ってきました。
 現代は医療技術や薬品が発達し、生活環境が豊かになったことで平均寿命が延びました。
その反面、高齢者の家庭内での事故が目立ち、その原因が住宅の構造にあると言われるようになりました。その対応策の一つとして「高齢者対応住宅」いわゆる「バリアフリー住宅」が注目されてきているのでしょう。
 しかし私は、このことを決して喜ばしいこととは思っていません。たしかに最近、痴呆症や心身の障害者となって自力で生活ができずに介護されている老人が多いように思います。しかし、今現在健康な人たちが介護される老人になることを予測して、いわゆる、はやりのバリアフリー住宅を建てる風潮に私は素直に迎合できないのです。むしろ高齢者に必要なのは体力や注意力を保つためのリハビリ的要素のある住宅のはずです。

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きれいな空気を生む 住まいづくり59

・メダカの水はなぜ腐るのか?
・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
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・食べ物はなぜ腐るのか?
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老夫婦は二階、若夫婦は一階が良い【 2 】

 一般的には老夫婦は一階に住む方が良いと思われていますが、二階の方がメリットが大きいことがわかります。二階は、都会でも日当たりや通風が良く、一階に住む子どもの家庭の生活音やわずらわしさから解放されます。バルコニーをつけたり、一階の屋根を利用して人工庭をつくったりして、花づくりや適当な運動、日向ぼっこなども楽しむことができます。若い人たちとお互いに干渉し合うこともなく自由なゆったりとした老後生活が可能となるでしょう。
 一方、若夫婦の側から見ても、人の出入りが多かったり、子どもが騒いだりということを考慮に入れれば、やはり二階よりは一階の方が不都合が少ないといえます。また、若い人たちは外へ出ることが多いので、内にこもりがちの老人よりも、自然の恩恵を住宅内に求めなくてもすみます。つまり、多少、日当たりや風通しに劣る一階であっても、十分に外でそれを補うことができるのです。
 以上のようなことから、私は双方の所帯が自由な干渉のない円満な家庭生活を続けるためには、老所帯が二階で若所帯一階というのが第一条件だと思っています。しかし、そこに行き着くまでに細部にわたって双方がメリットやデメリットを考え、お互いに思いやる気持ちの発露が基本となったうえでの決定でなければなりません。
 また、特に注意すべきことは、老所帯が二階の場合の玄関は可能な限り内部階段にすることです。内部の連絡扉も欲しいところです。
 住宅を計画する時は、一面的、刹那的発想でいろいろな事を判断するのは禁物です。各方面から利用効果について熟慮し、将来の利用変更への対応も予測しなければなりません。現在の若夫婦もやがて老夫婦になることは必然です。その時に自分たちも必ず現在の老夫婦と同じ立場になることを考えて老夫婦への心づかいをすることは結局は自分たちの老後への布石ともなることでしょう。

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きれいな空気を生む 住まいづくり58

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老夫婦は二階、若夫婦は一階が良い

 まず、間取り計画ですが、これは言いかえれば環境配分計画であるため、二世代二所帯が同一敷地に住む場合は平等な配分に苦労するところです。この配分を誤れば親子関係の破綻ともなりかねない重大な問題を引き起こすことになるので注意が必要です。
 それぞれの敷地の条件によって方法は異なりますが、長屋式連棟住宅と、上下の階層に分けた住宅とがあります。長屋式は敷地が広い場合や敷地の形が隣接地の条件に適応した場合に可能となります。単に横並びにつくっても生活環境の平等な配分にはなりません。都会では長屋式住宅はなかなかできにくいのが現状です。そのために二階建てや三階建ての上下に分ける場合が多くなります。その場合、いつも迷うのは、老夫婦所帯と若夫婦所帯の位置決めです。最終的には老夫婦が一階か二階かを選択するわけですが、その前に一階に住んだ場合のメリットとデメリットを出し合って比較検討します。
 「一階を選んだ場合はどのようなメリットがありますか」とお客様に質問すると、たいてい次のような答えが返ってきます。「外出しやすい」「庭に出やすい」「火事の時に避難しやすい」「階段の昇り降りの必要がない」
 次にデメリットについて質問すると「日当たりや通風が悪い」「二階の生活音が聞こえてストレスがつもる」「若夫婦と外来者の出入りが激しくて落ち着かない」「二階の動静が気にかかる」など多くの点が指摘されます。
 こうして、老夫婦が一階に住むことのメリットとデメリットを出して検討します。たとえばメリットとしてあげられている「階段の昇り降りの必要がない」について、よく考えてみましょう。階段の昇降はお年寄りには確かにつらいものかもしれません。しかし、逆の面から考えれば足腰を使うことによって体力を保ち、ボケの防止に役立つことにもなります。年をとると、足腰や頭は意識的に使わなければ急速に衰えてしまいます。その点、階段は室内運動に適していますから、手すりを付けて安全を確保し、段差も18センチ以内にすれば、一般の階段より三段増えますが、お年寄りも苦にならずに昇り降りすることができます。
 このように、ちょっとものの見方を変えると、デメリットもメリットとして感じられるようになります。「外出しやすい」「庭に出やすい」についても同様のことがいえます。もちろん、すでに身体に障害のあるお年寄りについてはこの限りではありません。
 また、メリットの「火事の時に避難しやすい」ということについては、先に述べたように、一生のうちにあるかないかわからないことなので、このことのみにとらわれて、日常生活の快適さを失う必要はないといえます。

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