きれいな空気を生む 住まいづくり112

・メダカの水はなぜ腐るのか?
・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
・花ビンの花はなぜすぐにダメになるのか?
・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
・低気圧は体調を崩しやすいのはなぜか?

私達が生活してゆく上に
色々と自然が教えてくれることが
たくさんあります。その住まいづくりを
かかげてみました。 体感展示場「社の家」はこちら



収納棚(庫)を上手に利用する②

 物を押し込まずに、手近な場所に誰にでもわかるようにしまってあれば、
家族にストレスもたまりません。せっかくの広い室内も、物が散乱し、
雑然としていては精神衛生によいはずはありません。
楽しい家庭生活は整理整頓された室内でこそ実現するものです。
 どこの家庭でもありがちなことですが、とくに必要でもないのに安いからといって
衝動買いしたものに高価なスペースを占領されてしまうということが起きています。
たとえば、坪当たり50万円の建築費の住宅であれば、
一間の押入れは25万円かかった収納スペースだと換算できます。
土地代も含めた価格にすれば、もっと多くの資金を使っていることになります。
 健全な家庭生活は収入を高額化することから生まれるのではなく、
無駄のない家庭生活を習慣づけることで可能になります。
日本は1億総中流といわれて久しいですが、物だけが満たされれば、
安心平和な生活を維持できるわけではありません。
家庭の収納の問題から人間の生き方の問題にまで目を向けることもできそうです。

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きれいな空気を生む 住まいづくり111

・メダカの水はなぜ腐るのか?
・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
・花ビンの花はなぜすぐにダメになるのか?
・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
・低気圧は体調を崩しやすいのはなぜか?

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収納棚(庫)を上手に利用する①

 納戸が欲しいと思っても場所がないために、
屋根裏や床下を利用して収納庫を作ることがありますが、
出し入れがしにくいために、品物を収納した最後、
日の目を見ないでお蔵入りになってしまうこともあります。
品物は利用するためにあるのですから、取り出しやすいシステムを考えるべきでしょう。
 家庭用品の大きさで最も多いのは幅30センチ以内です。
8割以上は45センチ以内で、60センチ以内がほとんどであり、
90センチあるのは寝具くらいです。
 つまり、奥行きの深い収納庫や収納棚は少なくても足りるのです。
奥行き30センチ程度の収納スペースがあれば家庭用品の50%以上は収納することができます。
45センチの奥行きがあれば80%以上のものを収納することができます。
60センチの奥行きは洋服類と一部の物を収納するのに最適です。
以上のことを理解すれば、必要な場所に必要な大きさの収納スペースを効果的に配置することができます。
とくに在来工法の場合は柱と柱の間を上手に利用すれば
壁の面からあまり出っ張らずに収納棚をつくることもできます。

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暑中お見舞い申し上げます。



暑中お見舞い申し上げます。
平素はひとかたならぬご厚情に与り心よりお礼申し上げます。
炎暑の折、皆様方のご健勝お祈り申し上げます。
私共の住まいづくりは気候風土適応住宅、自然環境・住民の慣習や
文化の仕組まれた安らぎの住まいづくりをしております。
今後共なお一層 ご自愛下さいますようお願い申し上げます。   
令和4年7月13日


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きれいな空気を生む 住まいづくり110

・メダカの水はなぜ腐るのか?
・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
・花ビンの花はなぜすぐにダメになるのか?
・食べ物はなぜ腐るのか?
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納戸は本当に必要か②

 まず納戸に収納の役割以外に住環境保全の役割を持たせることです。
最近「省エネルギー」を大義名分として自然を拒絶した高気密・高断熱住宅が
推奨されていることは繰り返し述べてきました。
私は、省エネルギーは環境配分(間取り計画)によって、
自然を生かす方向で十分に考慮すべきであって、単純に高気密化を求めるべきではないと思っています。
たとえば、納戸や押入れなどを効果的に利用することによって室内の保温ができるようになります。
ですから納戸の位置は北側か西側に配慮するのがよく、
そうでなければ住宅内のデットスペースを利用することとします。
 また、納戸には太陽光線や風は物をいためるので必要ありません。
最も重要なのは湿度対策です。自然換気のために可能な限り通気穴を効果的に配慮します。
周囲(床、壁、天井)の材は分厚い木版を張ることによって、結露防止と調湿効果をもたらすことにもなります。
 納戸の形は細長く、壁面が多いと使いやすいものです。
なぜなら一般的な納戸使用の目的は古いタンスをまとめて収納することである場合が多いからです。
また天井はできるだけ高くして棚を吊れば箱類を上部に積み重ねておけて便利です。

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きれいな空気を生む 住まいづくり109

・メダカの水はなぜ腐るのか?
・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
・花ビンの花はなぜすぐにダメになるのか?
・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
・低気圧は体調を崩しやすいのはなぜか?

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納戸は本当に必要か

 収納のための設備は大きく分けて、いわゆる納戸と収納庫(棚)があります。
納戸は多くの人が望みますが、敷地面積が狭く、建平率(建築面積の制限)が
厳しい場合は、やむを得ず諦めてしまう場合が多くあります。
 しかし、工夫をすれば、それなりの収納スペースがとれるものです。
 私が、よく依頼主にうかがうのは、保存する品物が今後の生活にとって重要な役割をもつものなのか、
それとも捨てるのが惜しいという程度のものかということです。
一般的には「今は役には立たないが、もしやいつか必要になるかもしれない」
「なければないでもすむが、未練があって捨てられない」
「ご先祖様から伝わってきた物や親からゆずり受けた物だから愛着があって捨てられない」といったところです。つまり特別に価値のあるものものではないが、その品物に対する感情によって捨てる決断が鈍るのです。
そのために大金をかけて納戸を作りがたるのですが、
では、そうやってとっておいた思い出の品物や惜しいとと思った品物が後日に何かの役に立つかといえば、
そういうことはないことが多いように思います。
むしろ、その品物のために家族のストレスが発生する場合が多いのです。
職人の私も物のない貧しい時代を体験していますから、
物を捨てるのがもったいないという気持ちはよくわかります。
それに引きかえ、今の若い人は不要な物は惜し気もなく捨ててしまいます。
そういう人たちは、納戸よりも便利な収納庫を求めるようになってきています。

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