きれいな空気を生む 住まいづくり91

・メダカの水はなぜ腐るのか?
・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
・花ビンの花はなぜすぐにダメになるのか?
・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
・低気圧は体調を崩しやすいのはなぜか?

私達が生活してゆく上に
色々と自然が教えてくれることが
たくさんあります。その住まいづくりを
かかげてみました。 体感展示場「社の家」はこちら



勉強好きの子どもを育てる部屋はできるか 【1】

 「うちの子どもは勉強が嫌いなのですが、それは良い勉強部屋がないからだと思います。勉強を好きになるような、良い環境の子ども室を考えてください」
 このような懇願をされた時、老職人の私は素直に「はい、わかりました」とは答えられません。勉強嫌いの子どもに、なぜ勉強を強制しなければならないのかわからないからです。偏差値で子どもたちの将来のすべてが決まるとでも考えているのでしょうか。学力や知識が人生にとって絶対の価値とは思えない私は、こういう依頼があると悩むのです。もちろん学歴、学力、知識を否定はしませんが、人生にとっても社会にとってもそれだけが重要な要素でなく、それ以上に大切なことは子どものうちから正しい社会観を身につけさせることではないでしょうか。
 子どもの学力や偏差値に過剰な興味をもつより、問題は子どもたちがどのような社会観(社会に対する意識)を持っているかで、その程度を観察することで子どもたちの将来を推測しています。

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きれいな空気を生む 住まいづくり90

・メダカの水はなぜ腐るのか?
・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
・花ビンの花はなぜすぐにダメになるのか?
・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
・低気圧は体調を崩しやすいのはなぜか?

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北窓の部屋は落ち着いた子を育てる 【2】

 私は、「子ども室は恵まれすぎれば惰弱癖がつきますよ。堅実な強い子ども、自律心、自制心の強い子どもを育てるなら、日当たりは無用です」と申し上げます。
 昔から「子育て窓は北窓」とされてきました。南窓は直射日照が強く、しかも光線の変化が激しいために眼底神経が疲労し、脳神経にも負担をかけます。そのために集中力、思考力に乏しく優柔不断な性格となります。その逆に北窓の部屋は直射の日照もなく、光線の変化が少なく目にやさしい明るさを保ちます。そのために冷静な気持ちを持続し、堅実な精神が育まれます。
 しかも、子どもたちは日中には外で日の光をあびながら運動をしたり、遊んだりするのですから、家に帰ってまでも日当たりの良い部屋は必要ありません。
 しかし、世の親たちは夫婦室を犠牲にしても明るく暖かい場所に子ども室をつくっています。これは合理性のない感情的発想にすぎません。それを証明しているのは、現代の子どもたちの日常の様子です。親に対する依頼心が強いくせに感謝の心はありません。親への信頼感はなく、期待心ばかりです。しかも自制心と自助努力に欠けているために、犯罪行為や自殺行為に簡単に走る。こういうことの原因は両親の間違った愛情や、子どもにふさわしくない住宅環境によるものだと私は考えています。自分の子どもを意志薄弱な性格にしたいと思う親はいないはずですが、これでは子どもを駄目人間にするために家を新築するようなものです。

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きれいな空気を生む 住まいづくり89

・メダカの水はなぜ腐るのか?
・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
・花ビンの花はなぜすぐにダメになるのか?
・食べ物はなぜ腐るのか?
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・低気圧は体調を崩しやすいのはなぜか?

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北窓の部屋は落ち着いた子を育てる 【1】

 私はその家の子どもさんの性格をよく聞いて、子ども室の環境配分(部屋の位置と広さ)を提案します。すると、「子どもたちに相談させて、それぞれの部屋を決めさせます」とおっしゃる方が多いのに驚かされます。二人以上の子どもがいる場合、それぞれに個室を与えるのにはどうしても環境の優劣が生ずるため、兄弟喧嘩を避けるために、事前に場所とりの協議をさせるというのです。その結果は、比較的陽気な子どもは明るい場所を、陰気な子どもは暗い場所を求める場合が多いようです。そして、親たちもそれを認めようとします。
 私は「それでよろしいのですか。陰気な子はより陰性がつのり、陽気な子は堅実性をなくすことになりますよ」と、つい脅し口調になってしまいますが、これは脅しではありません。身近な環境が子どもの性格をつくることを知り、その子の将来を考えた時、親としての真実の愛情とはどうあるべきでしょうか。幼児の時から子どもを個室に寝かせる、そのことだけでも疑問なのに、拘束のない自由な楽天地で子どもの心を支配するのには何でしょうか。それは、その部屋がかもし出す雰囲気だけです。そのことは、決して無視できません。社会なき個室には知識を入れる書物や情報機器があることが多いのですが、頭だけが発達しても心身の訓練にはなりません。とすると、子ども室の環境による影響力だけが頼りになるのです。

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きれいな空気を生む 住まいづくり88

・メダカの水はなぜ腐るのか?
・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
・花ビンの花はなぜすぐにダメになるのか?
・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
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子どもは住宅環境によって将来が決まる 【2】
 
 子どもには環境のよい場所(日当たりと風通しの良い所)を優先して提供するのが真実の「親心」であり、子どもに対する愛情の表現であると思いこんでいませんか。私は、そのような親心に水をさす気持ちはありませんが、子どもの将来のためにどのような家庭のしつけや訓練が必要か、またどのような性格の子どもにしたいかを、よく考えて子ども室の環境を決めなければならないと考えています。幼児期や少年・少女期は、子どもの知性ばかりでなく感性や情緒が急速に育まれ、かけがえのない人生の原点をつくります。この時期に精神的な基礎がつくられ、将来の人生を左右するのです。そのことを考えた時、親として子ども室に重大な関心を持つべきだと思います。
 住宅環境がまさにその子どもの人生の幸・不幸を左右することを理解していただきたいのです。

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