きれいな空気を生む 住まいづくり85

・メダカの水はなぜ腐るのか?
・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
・花ビンの花はなぜすぐにダメになるのか?
・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
・低気圧は体調を崩しやすいのはなぜか?

私達が生活してゆく上に
色々と自然が教えてくれることが
たくさんあります。その住まいづくりを
かかげてみました。 体感展示場「社の家」はこちら



伝統的な方法で寝室の環境を良くする

 私が提案している寝室の自然換気は昔から伝統的になされてきたように床下の空気を効果的に利用することです。床下は夏も冬も温度差が少なく、いわば深井戸の水の温度が年中常温であることと似かよっています。
 ですから、夏は冷たい空気を、冬は暖かい空気を壁の中を通して室内に導入させると省エネ効果があります。しかし、床下の空気を利用するには防蟻や防腐のための薬剤処理をいていないことが前提になります。その分、薬剤に頼らない他の方法で防蟻と防腐を考えなければなりませんが、そのやり方はたくさんあります。一例をあげれば、砂利を敷きつめる方法があります。
 日本の四季の変化による寒暑の差を一年間を通して平均化することがよく言われていますが、人間の体や心に良いことなのかどうか職人の私には大いなる疑問が残っています。
 寝室の内装は絶対に環境に弊害を生じない木材、土、草を原料とした資材を使用することをすすめています。地上の資源は有機質であり、生きている物質です。人間は地上の有機質環境の中で進化してきましたから同じ環境で寝食をすることが最も自然なのです。無機質資材や化学物質資材はできるだけ少量にとどめることが大切です。無機質資材で囲われた寝室で寝ることは、生物が生存しない地下深い環境で寝ることと同じです。地下深い所で睡眠をとって、明日への活力がつくれるかどうか考えてみてください。

幸せを生む住まい 間取りは住まいの命
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