きれいな空気を生む 住まいづくり83

・メダカの水はなぜ腐るのか?
・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
・花ビンの花はなぜすぐにダメになるのか?
・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
・低気圧は体調を崩しやすいのはなぜか?

私達が生活してゆく上に
色々と自然が教えてくれることが
たくさんあります。その住まいづくりを
かかげてみました。 体感展示場「社の家」はこちら



自然な換気で健康を守る 【1】

「計画換気」という言葉がよく見られます。少し前まで「高気密・高断熱」の宣伝文句が氾濫していましたが、化学物質素材が生ずる有毒ガスによる健康被害が明らかになり、その原因が高気密の室内環境にあると指摘されたので、今度はなりふりかまわず「計画換気で健康住宅」などと先を競って宣伝をするようになったのです。つい先日まで高気密住宅を奨励していた学者たちも一変して通気性の大切さを説いています。まさに信念のない時代は、社会的に重要な立場にあると自認する連中によってつくられているのだと実感します。
 しかし、通気とは機械による強制換気ではなく、室内空気の対流による自然換気のことを指します。その一番効果的な方法は、床下からの通気と天井へ抜ける通気をうまく組み合わせることです。そうすると夏涼しく冬暖かい自然との調和がとれた健康的な環境が成立します。
 ところが、残念ながら近頃の床下の防腐処理や強力な薬剤を散布した防蟻処理は床下の空気を汚染させています。建物の保存だけを考えた短絡的な発想が住む人たちの心身にとてつもない悪影響をもたらしてきたのです。薬剤依存の強制は、住宅金融公庫の資金の貸付条件となっているので、多くの人には避けがたいものです。
 
幸せを生む住まい 間取りは住まいの命
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