きれいな空気を生む 住まいづくり60

・メダカの水はなぜ腐るのか?
・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
・花ビンの花はなぜすぐにダメになるのか?
・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
・低気圧は体調を崩しやすいのはなぜか?

私達が生活してゆく上に
色々と自然が教えてくれることが
たくさんあります。その住まいづくりを
かかげてみました。 体感展示場「社の家」はこちら



「バリアフリー」は本当に必要か

 いつの時代もお年寄りはそれなりの余生を全うしてきました。しかし、人はすべて他の人と同じ条件を与えられていません。個々の生活条件の中でそれぞれが工夫をこらして生きてきたのです。
 また、いつの時代でも「健康長命」を幸福の第一条件と考え、どうしたら健康体で長命を保てるかを念頭において老後の生活の仕方に知恵を出し合い、若者たちがそれを見守ってきました。
 現代は医療技術や薬品が発達し、生活環境が豊かになったことで平均寿命が延びました。
その反面、高齢者の家庭内での事故が目立ち、その原因が住宅の構造にあると言われるようになりました。その対応策の一つとして「高齢者対応住宅」いわゆる「バリアフリー住宅」が注目されてきているのでしょう。
 しかし私は、このことを決して喜ばしいこととは思っていません。たしかに最近、痴呆症や心身の障害者となって自力で生活ができずに介護されている老人が多いように思います。しかし、今現在健康な人たちが介護される老人になることを予測して、いわゆる、はやりのバリアフリー住宅を建てる風潮に私は素直に迎合できないのです。むしろ高齢者に必要なのは体力や注意力を保つためのリハビリ的要素のある住宅のはずです。

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暑中お見舞い申し上げます。



暑中お見舞い申し上げます。
平素はひとかたならぬご厚情に与り心よりお礼申し上げます。
炎暑の折、皆様方のご自愛のほどお祈り申し上げます。
私共の住まいづくりは気候風土適応住宅、自然環境・住民の慣習や文化の仕組まれた安らぎのすまいづくりをしております。
今後共なお一層 ご自愛のほどよろしくお願い申し上げます。  令和3年7月
 
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つみ木 贈呈

NPO 幸せな家庭環境をつくる会 
新潟支部 ウシキ株式会社で、7月16日
高志小学校 放課後児童クラブに、750個
つみ木をプレゼントしてきました。





幼稚園や保育園で手の消毒剤があたり前に使用されています。
消毒剤は「字」のごとくです。
薬傷をすこしでもやわらげ、「つみ木」で遊びながら、
木の良さを肌で感じてもらいたいと思います。
つみ木は心の豊かさをつくります。
つみきは好奇心にかられます。
他にもまだまだ沢山のよいことがあります。

子供の成長が将来の成長とつながるように
よい環境に育ってほしいと思います。

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きれいな空気を生む 住まいづくり59

・メダカの水はなぜ腐るのか?
・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
・花ビンの花はなぜすぐにダメになるのか?
・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
・低気圧は体調を崩しやすいのはなぜか?

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老夫婦は二階、若夫婦は一階が良い【 2 】

 一般的には老夫婦は一階に住む方が良いと思われていますが、二階の方がメリットが大きいことがわかります。二階は、都会でも日当たりや通風が良く、一階に住む子どもの家庭の生活音やわずらわしさから解放されます。バルコニーをつけたり、一階の屋根を利用して人工庭をつくったりして、花づくりや適当な運動、日向ぼっこなども楽しむことができます。若い人たちとお互いに干渉し合うこともなく自由なゆったりとした老後生活が可能となるでしょう。
 一方、若夫婦の側から見ても、人の出入りが多かったり、子どもが騒いだりということを考慮に入れれば、やはり二階よりは一階の方が不都合が少ないといえます。また、若い人たちは外へ出ることが多いので、内にこもりがちの老人よりも、自然の恩恵を住宅内に求めなくてもすみます。つまり、多少、日当たりや風通しに劣る一階であっても、十分に外でそれを補うことができるのです。
 以上のようなことから、私は双方の所帯が自由な干渉のない円満な家庭生活を続けるためには、老所帯が二階で若所帯一階というのが第一条件だと思っています。しかし、そこに行き着くまでに細部にわたって双方がメリットやデメリットを考え、お互いに思いやる気持ちの発露が基本となったうえでの決定でなければなりません。
 また、特に注意すべきことは、老所帯が二階の場合の玄関は可能な限り内部階段にすることです。内部の連絡扉も欲しいところです。
 住宅を計画する時は、一面的、刹那的発想でいろいろな事を判断するのは禁物です。各方面から利用効果について熟慮し、将来の利用変更への対応も予測しなければなりません。現在の若夫婦もやがて老夫婦になることは必然です。その時に自分たちも必ず現在の老夫婦と同じ立場になることを考えて老夫婦への心づかいをすることは結局は自分たちの老後への布石ともなることでしょう。

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ベターライフリフォーム協会様から表彰

「良い建物」と「良い生活環境」をお客様と
「心と心」「知恵と知恵」を合わせた施工の住まい。
 ベターライフリフォーム協会様から今年もいただきました。
「優秀賞」と「奨励賞」、それぞれの楯をいただきました。
 2020年は「優秀賞」と楯でした。皆様ありがとうございます。



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きれいな空気を生む 住まいづくり58

・メダカの水はなぜ腐るのか?
・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
・花ビンの花はなぜすぐにダメになるのか?
・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
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老夫婦は二階、若夫婦は一階が良い

 まず、間取り計画ですが、これは言いかえれば環境配分計画であるため、二世代二所帯が同一敷地に住む場合は平等な配分に苦労するところです。この配分を誤れば親子関係の破綻ともなりかねない重大な問題を引き起こすことになるので注意が必要です。
 それぞれの敷地の条件によって方法は異なりますが、長屋式連棟住宅と、上下の階層に分けた住宅とがあります。長屋式は敷地が広い場合や敷地の形が隣接地の条件に適応した場合に可能となります。単に横並びにつくっても生活環境の平等な配分にはなりません。都会では長屋式住宅はなかなかできにくいのが現状です。そのために二階建てや三階建ての上下に分ける場合が多くなります。その場合、いつも迷うのは、老夫婦所帯と若夫婦所帯の位置決めです。最終的には老夫婦が一階か二階かを選択するわけですが、その前に一階に住んだ場合のメリットとデメリットを出し合って比較検討します。
 「一階を選んだ場合はどのようなメリットがありますか」とお客様に質問すると、たいてい次のような答えが返ってきます。「外出しやすい」「庭に出やすい」「火事の時に避難しやすい」「階段の昇り降りの必要がない」
 次にデメリットについて質問すると「日当たりや通風が悪い」「二階の生活音が聞こえてストレスがつもる」「若夫婦と外来者の出入りが激しくて落ち着かない」「二階の動静が気にかかる」など多くの点が指摘されます。
 こうして、老夫婦が一階に住むことのメリットとデメリットを出して検討します。たとえばメリットとしてあげられている「階段の昇り降りの必要がない」について、よく考えてみましょう。階段の昇降はお年寄りには確かにつらいものかもしれません。しかし、逆の面から考えれば足腰を使うことによって体力を保ち、ボケの防止に役立つことにもなります。年をとると、足腰や頭は意識的に使わなければ急速に衰えてしまいます。その点、階段は室内運動に適していますから、手すりを付けて安全を確保し、段差も18センチ以内にすれば、一般の階段より三段増えますが、お年寄りも苦にならずに昇り降りすることができます。
 このように、ちょっとものの見方を変えると、デメリットもメリットとして感じられるようになります。「外出しやすい」「庭に出やすい」についても同様のことがいえます。もちろん、すでに身体に障害のあるお年寄りについてはこの限りではありません。
 また、メリットの「火事の時に避難しやすい」ということについては、先に述べたように、一生のうちにあるかないかわからないことなので、このことのみにとらわれて、日常生活の快適さを失う必要はないといえます。

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きれいな空気を生む 住まいづくり57

・メダカの水はなぜ腐るのか?
・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
・花ビンの花はなぜすぐにダメになるのか?
・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
・低気圧は体調を崩しやすいのはなぜか?

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双方がとことん話し合うことが必要

 今の時代、平和な同居生活を営むのは夢の中の夢といってもよいほど難しい事ですが、私は、多くの体験から次のようなことに注意すれば、二世代三世代同居家庭の「幸福」を実現することができると思っています。
1.同居する双方の所帯がお互いに強制、強要、拘束、干渉のない自由な生活が永続できる条件を追求する。
2.双方が付かず離れずの適当なコミュニケーションがとれる仕組みを考慮する。
3.後日トラブルとなりそうな事柄を予測して最初からそれを避けた計画を立てる。
4.緊急な不慮の事態に対応できる仕組みを検討する。
5.双方に「我慢」や「忍耐」を必要とする生活条件は完全に避ける。
6.双方の善意による妥協や協調でも永続しないようなことはあらかじめ予測して避ける。
7.若夫婦は老夫婦への思いやりを示す部分をつくり、多少の遠慮は必要とする。
8.双方の生活環境に格差の無い環境配分(間取り計画)をする。
9.計画(間取り)の決定をするに当たり、双方の立場を理解し合って三方良し的な判断をする。
10.日常生活に必要なことを最優先する。たまにしか利用しないものや、また発生するかしないかわからない人災や天災のために日常生活を犠牲にして生活環境を悪くすることはない。
私はこの総論的注意事項十項目について老夫婦と若夫婦にお話し、「お客様、お父様お母様も若夫婦もお互いに思いやるのはよいことですが、妥協されてはいけません。長い同居生活は双方に不都合や不便、不平不満を生じさせるものです。そういうことは事前に避けることが二世代二所帯同居住宅の計画上最も大切なことです。ですから、それぞれの立場になって、メリットとデメリットを予測しながら一つ一つクリアしてください」と申し上げることにしています。ともかく、私は二世代の夫婦に一緒に計画に参加してもらい、いろいろなことを検討することにしています。これは後々のトラブル防止に欠かせないことです。

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