きれいな空気を生む 住まいづくり53

・メダカの水はなぜ腐るのか?
・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
・花ビンの花はなぜすぐにダメになるのか?
・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
・低気圧は体調を崩しやすいのはなぜか?

私達が生活してゆく上に
色々と自然が教えてくれることが
たくさんあります。その住まいづくりを
かかげてみました。



住宅を求める目的をもう一度確認する

 さて、次にプランニング業務となりますが、ここで最も注意しなければならないことは、すでに述べた「住宅を求める究極の目的」の再確認です。大金を投資する一生に一度の買い物です。これからの生涯で建て替えは不可能だと思えば、その必要のない住宅を計画すべきです。
 私は「お客様、住宅を新築なさったり増改築なさったりする正しい目的をはっきりさせましょう。単なる動機だけでなく究極の目的は何ですか」と聞き、もう一度熟慮することを促すのです。誰もの共通の夢である「楽しい家庭生活の永続」のことを思い出してもらいます。建物そのものとしての耐久性は五十年百年の保証があっても、利用効果(楽しい家庭生活の永続)がなければ愛着を失ってしまいます。
 住宅を求める人は、施工に対しては強い関心をもつものですが、計画に対しては無頓着である場合が多いのです。施工上のミスは生活への悪影響は少なく、手直しがききますが、計画の失敗は手直しがきかず、住む人の運命に悪影響を与えかねない重大な要素を含んでいます。住宅を長持ちさせるためには単に建物の耐久性という「ハード的条件」だけでなく住む人が長期間利用のできる「ソフト的条件」と、いつまでも愛着をもつことができる「ヒューマニティー的条件」の三つの条件が不可欠です。
・ハード的条件―建物と設備の安全性、堅ろう性、耐久性。
・ソフト的条件―住宅環境に不便、不都合、不快のない楽しい快適生活。時代の変転に耐えられる計画(対応性、耐用性)
・ヒューマニティー的条件―住む人がいつまでも愛着をもてる計画。業者と顧客の信頼関係。
 このどれもがもちろん大切ですが、中でも楽しい家庭、健全な家庭、幸福な家庭の永続にとってきわめて重要なのは、住む人の生理的要求の満足、すなわち快適な住宅環境であるといえます。私は、ここに重点を置いたプラン作りをおすすめしています。