・メダカの水はなぜ腐るのか?
・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
・花ビンの花はなぜすぐにダメになるのか?
・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
・低気圧は体調を崩しやすいのはなぜか?
私達が生活してゆく上に
色々と自然が教えてくれることが
たくさんあります。その住まいづくりを
かかげてみました。
住宅購入は結婚相手を探すのと同じこと
住宅の購入時に考えなければならない大切なことの一つは、将来を見越して長持ちする住宅とはどうあるべきかということです。住宅は原形を50年以上保つくらいの耐久性はあります。
しかし、新しい期間は短く、古びてからの期間が長いものです。そして住む人間は年齢を増し、家族それぞれの住宅へのニーズも変わっていきます。つまり、住宅は建物としての耐久性があっても家族のニーズの変化に対応できなければ、利用価値を失い、住む人によって壊されるのです。つまり建て替えが必要になります。その数は毎年20数万戸に上ります。
さて、この現実をどう見るべきでしょう。建て替えが増えれば経済の活性化にはなりますが、個人の経済的負担は大きく、そのために生じる人生上の犠牲ははかり知れません。ましてや将来の増収入が見込まれにくい下降経済時代にあっては、建て替えは困難となることが予想されます。何度も繰り返しますが、住宅は耐久性があっても長持ちはしません。家族の条件や時代のニーズが変わっても、そして建物が古くなっても愛着をもたれ、安心と満足な家庭生活が永続できるような住宅でなければ長持ちする住宅とはいえません。そして住宅のために人生を犠牲にすることにもなるのです。
このことは、職人として、建築家として、住宅環境研究家として、半世紀の間に多くの家庭を垣間見た中で実感して申し上げることです。
住宅は計画次第です。住む人不在の設計ではその住宅に愛着がわくことはありません。住宅を求める事は結婚することと全く同じで、見栄えや価格に惚れてもすぐに飽きがきます。心のない相手と同じことです。住宅にも心が必要です。住む人と専門家の心と心、知恵と知恵を合わせて試行錯誤を繰り返して計画(設計)した住宅には心があります。あなたの将来のために「子どもを育てる心」で住宅計画をなさってください。
幸せを生む住まい 間取りは住まいの命
ウシキ株式会社