自然の学びを生かした住まいづくり48

・メダカの水はなぜ腐るのか?
・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
・花ビンの花はなぜすぐにダメになるのか?
・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
・低気圧は体調を崩しやすいのはなぜか?

私達が生活してゆく上に
色々と自然が教えてくれることが
たくさんあります。その住まいづくりを
かかげてみました。



住宅は一生に二度も三度もつくれない

 住宅購入資金が無制限にある人は万人に一人もいないはずです。自分の生命保険を担保にして住宅ローンを組むのが一般的なやり方です。本来なら自分の生命を担保にして借りた資金で住宅を求めることは悲壮なる決意ともいえますが、現代人は意外にも淡々として悩むことも不安を感じることもありません。しかも住宅の本質を確認するでなく、規格住宅や量産住宅を平気で求めています。生涯のうちで、きわめて重大な事業ともいえる住宅購入が、重大だという意識もなく安易に行なわれ、後日に悔いを残すような問題が生じなければよいのですが、残念ながら多発しているのが現状です。すでに化学物質資材によるいろいろな病気が顕在化していますし、また顕在しながらも住宅が原因と気づかないこともあります。さらに、まだ潜在している問題も多いのです。

 住宅は人間にとって最も身近な環境であり、長年月接しているため、その影響力や感化力は少なくありません。環境作用による弊害はこれから続出するでしょう。
 また、現在の住宅は耐用年数の全国平均が20年足らずとされていますが、たとえば法定耐久年数である25年間、原形を保ったと仮定した場合、35歳で求めれば60歳まではもつことになりますが、その年齢になって再度住宅を建て替えられる経済能力をもつ人は少ないでしょう。
 
 高齢化社会にあって余生を楽しく生活する条件の一つは、豊かな経済力です。退職後の経済を考えると、これからの住宅を耐久消費材とした感覚で求めるべきではなく、一生に一度の事業として、将来にわたって耐用、対応できるものを計画すべきではないでしょうか。私の提案は年齢の推移や時代の変転に耐えられる住宅を自分の将来を予測して計画(設計)をすべきだということです。

幸せを生む住まい 間取りは住まいの命
  ウシキ株式会社
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