・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
・花ビンの花はなぜすぐにダメになるのか?
・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
・低気圧は体調を崩しやすいのはなぜか?
私達が生活してゆく上に
色々と自然が教えてくれることが
たくさんあります。その住まいづくりを
かかげてみました。

住宅の目的と役割の無視が不幸の原因をつくる
真実が敬遠され、不純な考えや行為が容認されている現代社会にあって、正しいものを求めようとするのは勇気が必要なことです。
例えば、住宅の室内空気を機械によって計画的に調整する方がよいのか、自然な環境で快適性を求める方がよいのか、つまり自然の一部である人間の生活環境が不自然な環境でよいのか悪いのかの判断は常識の範囲で決められることだと思いますが、他人と違ったものを選ぶ勇気がないためか不自然な人工的な環境を求める人が多いのです。その結果、快楽的な環境になじみ、その副作用や後遺症が続発して社会問題化しています。
私が住宅計画を長年こなした経験上、いつも突き当たる壁は、依頼者が住宅の目的と役割を理解していないことから生ずる間違ったこだわりによる発想です。場当たり的な発想が目的を変え、住宅の果たすべき役割を見失って、不幸を招く原因となる住宅環境をつくってしまうのです。そのことを防止するには、プロとしての忍耐と誠実さが必要で、それこそが間違ったこだわりを解除することになります。幸福な家庭の永続という目的が薄らいだ時に迷いが生じ、自らの性で享楽と物欲の虜になり、不幸の原因をあえて求めるのです。私は、その都度「誰のため、何のために大金を投資して住宅を求めるのですか」との質問を繰り返すことになります。
幸せを生む住まい 間取りは住まいの命
ウシキ株式会社