自然の学びを生かした住まいづくり37

・メダカの水はなぜ腐るのか?
・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
・花ビンの花はなぜすぐにダメになるのか?
・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
・低気圧は体調を崩しやすいのはなぜか?

私達が生活してゆく上に
色々と自然が教えてくれることが
たくさんあります。その住まいづくりを
かかげてみました。



住宅環境に無関心な住宅業者の罪は重い【2】

 私はハンチントン博士の論文に接し、それ以来住宅の提案と提供を通して現在まで研究を続けてきましたが、いまだに確信を持てないことも多いのです。全国に散在するホーミースタディーグループ(HSG)のメンバーもすでに1981年以来研究、研鑽と実践を行ってきていますが、いまだ研究や研修のために毎年百回以上の会合をもっています。真面目な住宅づくりは、一棟一棟が勝負です。住む人の満足によってHSGの仕事はまったく宣伝しないにもかかわらず自然にその輪が広がっています。
 
 大量生産や大量販売による住宅では幸福な家庭が永続する条件を仕組むことは不可能です。たとえばプレハブ住宅や見込み生産される規格作用への配慮は片鱗も見られない単なる建物です。窓や壁面の位置や大きさ、柱の位置や太さは建物に対しての効果に主眼がおかれて、環境を創造する効果は無視されているのです。価格の安いことは大いに歓迎すべきですが、役割を果たさず、むしろ不幸の原因ともなる条件をもつ住宅は重大な欠陥住宅といえます。
 
 しかし、日本人の住宅に対する感覚ではクレームの対象となるのは単なる建物や設備の欠陥や不備だけであって、本質的なことは問題にされないのです。ですから、ようやく最近になって住宅資材の化学物質による被害が問題にされてきてはいますが、そのこと自体は住宅全体の問題のまさに氷山の一角にすぎません。

 幸せを生む住まい 間取りは住まいの命
  ウシキ株式会社
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