・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
・花ビンの花はなぜすぐにダメになるのか?
・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
・低気圧は体調を崩しやすいのはなぜか?
私達が生活してゆく上に
色々と自然が教えてくれることが
たくさんあります。その住まいづくりを
かかげてみました。

量産住宅に責任をもつ経営者がいない
私の住宅観は自然というもの抜きでは語れません。どのような工法の住宅であっても自然と共生できる環境でなければ健全な家庭の永続はあり得ないと確信を持ってきました。そして長年月を経て現在に至っているわけですが、その確信はますます強く、自信は高まるばかりです。
今までも「頑固職人」、「意固地人間」などと言われてきましたが、まったく気にとめていません。自然にこだわった住宅を提案し、提供してきた結果、住む人に安心で満足な日々を過ごしていただいていることが確かだからです。
現代の住宅は自然の脅威に対しては必要以上に対応していますが、その為に自然の恩恵に対する配慮の方は軽視されています。阪神大震災は多くの教訓を残しましたが、帯状の活動帯にあった建物以外は倒壊がなかったように、よほどのことでない限り建物の耐震性は保たれます。いつ大地震が発生するかわからないのに耐震性ばかりにこだわり生活環境を軽視して日常の生活を犠牲にするような発想は正しくありません。住宅は自然の脅威と恩恵のバランスをとることが不可欠条件です。
日本人は一部に悪い状態が発生すると、そのためにすべてを悪いと決めつけがちです。商売仇はそれを誇大に宣伝し、自社の製品を有利にすることを考えます。住宅業界は利益があれば手段を選ばぬルールなき業界です。とくに大企業には企業理念がなく、「売れればよい」ということで、社会のニーズが変われば、今まで良いことづくめで宣伝してきた住宅を捨て、散々けなしてきた工法に参入する、そのあつかましさにはあきれるばかりです。それに比較すれば、職人辰つあんの終始変わらぬこだわりは貴重なのかもしれません。
「社会善」といってもよいかと自負しています。
幸せを生む住まい 間取りは住まいの命
ウシキ株式会社