・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
・花ビンの花はなぜすぐにダメになるのか?
・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
・低気圧は体調を崩しやすいのはなぜか?
私達が生活してゆく上に
色々と自然が教えてくれることが
たくさんあります。その住まいづくりを
かかげてみました。

住宅を消費財とする発想は社会悪である
住宅が住む人に何らかの影響をもたらすということは、誰にでも潜在意識にはあっても深く追求しようとしません。それは新しい住宅に対する「あこがれと期待する心」が先行して、夢を実現したいばかりに「マイナス思考」を拒絶しているからでしょう。
情報化時代の今、テレビや住宅雑誌、華麗な住宅総合展示場等ではすべてその住宅のプラス面(メリット)だけを誇張してエンドユーザーの住宅に対する夢をふくらます工夫をこらしています。「見た目による夢づくり」のテクニックの優劣が販売競争の勝負を左右します。またユーザーたちは見た目の良し悪しによって住宅の良否を判断します。つまり、価値を表面に求めて中身の価値を追求しません。建物の外観や設備にのみ気をとられ利用価値(利用の効果)を追求しないのです。その傾向は最近ますます強く、住宅の本質(目的と役割)を見失うことによって、個人だけでなく日本の将来にとっても憂慮すべき事態の原因となっています。
住宅に対する正しい知識をもつ学者はいませんし、すべて業界の利益追求手段としての間違った知識が情報として伝わっているだけです。政治、行政、業者、学者の癒着と思われる情報が巷に氾濫しているのです。そのことによって住宅は単なる商品と化し、販売システムによる取引が一般的になっています。ハウスメーカーは自社の利益を優先する立場から住宅を消費材と考えて現代住宅を販売していますが、これは顧客にとっても社会にとっても正しい発想とはいえません。住宅は一度求めたら生涯住むべきものです。または壊さずに居を変えるべきものです。地球資源を枯渇させ、地球環境を破壊させ、個人経済を圧迫し、しかも人間が退廃的になるような環境を提供している三重、四重の悪を容認している社会の行く末が案じられます。
幸せを生む住まい 間取りは住まいの命
ウシキ株式会社