・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
・花ビンの花はなぜすぐにダメになるのか?
・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
・低気圧は体調を崩しやすいのはなぜか?
私達が生活してゆく上に
色々と自然が教えてくれることが
たくさんあります。その住まいづくりを
かかげてみました。

便利すぎる住宅は子どもを駄目にする
家庭は単に生活するだけでなく子育ての重要な環境です。とくに人格を形成するための訓練が自然体で行なわれるような仕組みが大切です。子どもを立派な社会人に育てるためには、家庭での社会ルールの訓練が必要で、そのためには自然環境と社会環境の両方が不可欠のものです。つまり、住宅環境には小自然と小社会がバランスよく同居していることが必要です。社会性をもった子どもを育てるためには過保護のあまり自助努力の習慣をなくすような環境をつくるべきではありません。誰かに依存する癖をつけさせるような住宅の機能と環境では子どもの将来を不幸にすることになります。
最近の住宅は、子どもにとって何の不便や不自由もないつくりになっています。何かを強制されたり拘束されたりしない自由な環境で、子どもが本能的に求めることはすべて満足させているといえます。親の存在より子どもの存在に気をつかい、子どもには我慢や忍耐を体験させることなく、むしろわがままを通させている家庭が多いようです。子どもの要求に従った住環境は子どもを駄目にします。
感受性が豊かで感化されやすい年齢に苦労のない自由奔放な生活をさせているのは、子どもの将来にとって果たして良いことなのでしょうか。
人生の終焉に近づくにつれ、子どもの成長と日ごろの生活の安否を気づかうのが親心というものです。そのような時になって子どもの育て方に満足をする人と後悔する人が区別されます。どうか後悔のない子育てをするために住宅環境の果たす役割について、よくよくお考えいただきたいと思います。
幸せを生む住まい 間取りは住まいの命
ウシキ株式会社