自然の学びを生かした住まいづくり22

・メダカの水はなぜ腐るのか?
・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
・花ビンの花はなぜすぐにダメになるのか?
・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
・低気圧は体調を崩しやすいのはなぜか?

私達が生活してゆく上に
色々と自然が教えてくれることが
たくさんあります。その住まいづくりを
かかげてみました。



木材なき住宅環境が諸悪のもと

 長年、住宅づくりに専念し、多くの人々と住宅を語り、木材も語ってきましたが、木材を嫌っている人は
一人もいませんでした。また、木材をたくさん使用してクレームがついたことは一度もありません。
人々は木材は高価で、庶民の住宅にはたくさん使用できないと思いこんでいるのです。

このような誤解を生じたのは、ハウスメーカーが木材を敬遠する理由を価格のせいにしたことによります。
それと同時に、住宅が単なる建物であって、中心的生活環境であることを無視したことによって、
木材を使用しなくても住宅として正しい役割を果たせるとの大きな誤解が一般化されたことによります。

 ユーザーを無視した住宅業界の考え方は自社の利益を優先する利己的精神によるものです。
企業本位の発想の「売るための住宅」が現代の住宅であり、その結果ぬくもりのない木材不要の住宅を一般化させ、住む人の心身の健康に悪影響を与えたり、家庭内に不和の原因を生じさせたりしてきました。

地下資源(無機質資材や化学合成資材)で囲まれた室内環境で正常な精神と肉体が育まれるはずがありません。
生物の生存できない地下深い無機質環境を地上に出現させた現代の住宅は、親子や兄弟間の争い、
子供の自殺の流行などを生みました。

そしてさらに、政治家・官僚の腐敗、経済界のルールなき行為、各界のリーダーたちの非常識な思考と行動を招き、国家の恥を世界にさらけ出して国際的信用を失墜させることにもなりました。この乱脈な日本社会の根源は
住宅にあるからです。「こそ」と「らしく」を失い、感謝、報恩、寛容、そして反省なき家庭環境をつくり出した
のは住宅環境です。木材を敬遠した環境がかつての「よき日本人」を変えてしまったように思います。

 幸せを生む住まい 間取りは住まいの命
  ウシキ株式会社
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