自然の学びを生かした住まいづくり21

・メダカの水はなぜ腐るのか?
・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
・花ビンの花はなぜすぐにダメになるのか?
・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
・低気圧は体調を崩しやすいのはなぜか?

私達が生活してゆく上に
色々と自然が教えてくれることが
たくさんあります。その住まいづくりを
かかげてみました。



林業が破綻すれば国も傾く

 日本の林業が破綻寸前にあることは極めて重大な問題で、何より優先した対策を必要とするところです。
空の上から見下ろしますと青々とした山並みが豊かな森林国を象徴しているようですが、実際に山の中を
歩いてみると、肌に触れる木は痩せこけています。それは間伐(間引き手入れ)がされないために樹木が乱生し、
共倒れ状態となっているせいです。

経済最優先の偏った政策で工業国日本を目指し、工業製品輸出の見返りに木材輸入を増やし、国産材の方が割高のために住宅業界から敬遠されるようになりました。いずれも目先の利益追求に走ったことによるものです。木材は日本にとってかけがえのない唯一の資源であり、貴重な国の財産ですが、間違った感覚の自然保護が提唱され、大切な林野を原生林にしてしまっています。

日本は原生林をもつほど広大な国土ではありません。四季の変化をもつ独得な気候風土では伐採と植林を自然に適応させて繰り返すことによって優良資源を維持できるのです。そのためには間伐という間引き手入れや除草等の必要があります。それらにかかる費用は成長した樹木を伐採して木材として商品化して初めて埋め合わせることができるのですが、それには五〇年間の年月を要します。秒進分歩の現代にあって採算性も生産性も非合理であり、生産者は経営するのが至難です。この事業は、愛国心と自然を理解せずしては成し難く、国の手厚い援助が不可欠条件となります。

 そういう訳で、理念なき政治家たちは「林野行政は国家のお荷物だ」というような冷たい目で林業を見ています。しかし、その 膨大な赤字は国が肩替りすべきであると考えます。旧国鉄の赤字とは根本的に異なるものがあり、
税金でまかなうべきものです。
 山林の荒廃で河川が乱れ、国は滅亡の危機に瀕するのです。国産材を使用する木材住宅の建築を活性化させる
ことが、住む人も林業をも健全にします。

 幸せを生む住まい 間取りは住まいの命
  ウシキ株式会社

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